「バイク便」と「宅配便」の違いとは？バイク便をもっと身近に感じる活用事例もご紹介！
インターネット通販やオークションサイトが発達した現代社会。荷物の種類や配送先、到着までに掛かる時間によって、さまざまな方法で品物が届けられています。
都内で車の渋滞が多い場所でも、車の間をすり抜けて行く「バイク便」と、安心で確実に荷物を届け先へ届けてくれる「宅配便」。あなたならどちらを選びますか？
今回はバイク便と宅配便の違いについて考察していきたいと思います。
バイク便と宅配便の違い。メリット・デメリットは？
■バイク便のメリット「とにかく早い！」
バイク便を利用する一番のメリットは「とにかく早い」という点が挙げられるでしょう。
渋滞で動かない車の間を、荷台を積んだバイクがさっそうと走り抜けていく様子を見たことがある人も多いと思います。都内近郊であれば、バイク便なら依頼から２～３時間以内での配送を行うことも可能です。
■バイク便デメリット「料金が高い」
反対にデメリットとして挙げられるのは、「料金が高い」という点でしょう。例えば、日本郵便のレターパックライトですと、全国どこに送っても370円なのに対し、バイク便の相場は1kmあたり1,050円と高額です。
■宅配便との違い
宅配便はドライバー１人で複数の荷物を運びます。
その人に掛かる人件費や運送料などを荷物の個数で分担できるため、料金は低く抑えることが可能になっています。
しかしバイク便の場合は、ドライバーと届け先が「１対１」。
１人でその荷物を運ぶドライバーの費用をまかなうため、料金が高額になってしまうのは必然といえるのかもしれません。
あなたの今の状況や何を優先するか（緊急かどうか）によって、配送方法をご選択いただければと思います。
バイク便の活用事例をご紹介！
このように、宅配便のように手軽に使うイメージはなく、どこか遠い存在のように感じるバイク便ですが、ケースに分けて活用事例を紹介していきましょう。
ケース１：佐川急便やヤマト運輸での運搬では間に合わない時
都内近郊であれば、依頼から２～３時間で荷物が届けられるのは、渋滞する車の間もすり抜けることができるバイク便がなせる唯一無二の技でしょう。料金が高額になるのも、まさに〝時は金なり〟ということの表れですね。
ケース２：取引先との資料のやりとり
バイク便のメリットやデメリットを紹介した内容と重複する部分はありますが、佐川急便やヤマト運輸など従来の宅配便のサービスで間に合わない緊急を要する場面での利用が多いそうです。
ケース３：買い物の代行
このサービスを行っているのは一部のバイク便業者のみのようですが、業界最大手のバイク便業者だと、以下のような幅広いサービスを提供しています。
- 書店で取り置きしている書籍や百貨店で取り置いているブランド品の購入
- レンタル衣装の返却、バーベキューで足りなくなった食材の買い出し
- 空港へ忘れたパスポートの配送など
ここまできめ細かなメニューがあると、身内に頼むようなちょっとしたこともお願いしたくなりますね。
ケース４：機材の運搬
病気などの理由から、美容院に行けない人のために行う訪問サービスの機材の運搬などに利用されています。またテレビ局が取材現場からテープを急いで会社に届けるために使うこともあります。
災害や事件が発生した際には、１分１秒を争ってニュースとして映像を届けるため、機動力があるバイク便は重宝されています。
ケース５：忘れ物を代わりに取りに行ってもらう
意外と多いのがこちらのケース。会社に鍵を忘れた場合やタクシーに携帯電話を忘れてしまった場合などにも利用できます。
ケース３で紹介した内容にもありますが、忘れ物は一刻も早く手元に戻ってきてほしいもの。
機動力に優れるバイク便は、こんな不安解消にも一役買ってくれています。
バイク便をもっと身近に！
- インターネット通販の商品購入
- 仕事の取引先とのやりとり
- 実家への荷物のやり取り
- ライブチケットの購入
上記のように仕事やプライベートに関わらず様々な場面で、バイク便のドライバーは活躍しています。
送る荷物の種類や、相手に届くまでの時間を考えながら、バイク便をもっと身近に活用いただければと思います。
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